加齢により身体機能が低下した方の治療と、機能回復訓練を専門とする一方で、自宅で療養されている方とそのご家族に対する支援の機能も備えた総合施設です。医療福祉相談室では、医療ソーシャルワーカー（ＭＳＷ）が患者様やご家族の悩み・不安に対応し、お一人おひとりの気持ちを尊重した援助・支援を行っています。
院内は木製家具をふんだんに使用し、障子を採用して柔らかい光を採り込むなど、温かくぬくもりにあふれた雰囲気を演出しています。また、身体の症状にあわせて入浴ができるように、一般浴槽・リフト浴槽（車いすで入浴可能な浴槽）・バイブラ浴槽（寝たままの姿勢で入浴可能な浴槽）の3タイプを準備しています。さらには、超高齢社会の医療福祉を担う人材の育成にも力を注いでいます。

みずま総合ケアセンター（居宅介護支援事業所）
医療福祉施設から帰宅後の在宅生活を支援するために、介護保険サービスの利用に関することや地域における介護サービスの情報提供など、さまざまな相談に対応しています。

みずま通所リハビリテーションセンター（デイケア）
介護が必要な方に対して、リハビリテーションや自主訓練･レクリエーション等の活動を通じて心身機能の維持･回復を図り、日常生活の自立支援を行う、ご自宅から通いでご利用いただくサービスです。
住み慣れた地域において共生社会の実現に向け、その一助となれるように働きかけをしています。

パワーリハビリテーション
当院では、老化や障害により使わなくなった関節や筋肉を、専用マシンでやさしく動かすことで効果が得られるパワーリハビリテーションへの取り組みに力を入れています。無理せず、続けて行うことによる自立への回復・重症化の予防・介護負担の軽減などが目的で、専門スタッフの指導のもと、充実した設備でマシントレーニングを行うことができます。背中が曲がっていて仰向けに寝ることができなかったというある女性は、「朝まで仰向けで眠れるようになった」と喜びの声を寄せるなど、地域の方にも大変好評です。

診療科目
内科、循環器科、胃腸科、リハビリテーション科、整形外科

施設概要
施設基準／療養病棟入院基本料、療養病棟療養環境加算１、脳血管疾患等リハビリテーション料（Ⅱ）、運動器リハビリテーション料(Ⅰ）、その他

介護保険の関連事業／通所リハビリテーション：定員80名、居宅介護支援事業

開設年月：2000年11月
敷地面積：6,460㎡
延床面積：8,246㎡